2022年12月

FT8留意点

かれこれ1年半ほどFT8での運用を続けてきました。交信回数は5000回を超えて内DXが2000ほどという感じになっています。

最近、不思議だなぁ。何でだろう? と思うことがあったので書き留めておきます。

ご存知のようにFT8は送信と受信が15秒毎に入れ替わって交信しています。0秒で送信したら15秒から受信、次に30秒から送信して45秒から受信という感じです。これの逆パターンもあって0秒から受信というパターン。前者をEVEN、後者をODDと呼んでいます。時刻をピッタリ合わせれば交信はPCソフトであるJTDXなどが行ってくれます。

最近、少し耳がよくなったせいか、珍しい海外局のパイルアップに参戦することがあるのですが、珍しい海外局がEVENで送信しているにもかかわらず、同じEVENでその局を呼んでいる局を見かけます。PCソフトでの操作ミスなんだろうと思いますが、何故気が付かないのかなぁ と思ってしまいます。離れた変調周波数ならまだしも珍しい海外局の変調周波数近辺で同時に送信されると潰れてその珍局が見えなくなってしまうんです。

同じような事象で、珍しい海外局の近辺で同じタイミングでCQや他局との交信を始める局もいらっしゃいます。これも潰れて見えなくなってしまいますね。まぁこの場合は、無線伝搬のことなので、その局には珍局が見えないので空きチャネルと思って送信しているのかもしれませんので一概に責めることはできないとは思います。

翻って、自分がCQを出す時にも注意しないといけないなと感じた次第です。どこかでパイルがあって目指す珍局が自分では見えないこともあるので、その場合はやたらに送信しないことにしています。(珍局がどこで送信しているかわからないので)

WWRアンテナの課題

WWRによる運用を開始して早1ヶ月以上が経過しました。
その運用の経験からいくつかの課題、問題点が浮かび上がってきました。

要因のほとんどは、ハンドメイドゆえの安易な制作にあるような気がしています。構造や性能については文句の付けようがないくらい優秀だと思っています。

1週間ほど前に斜め45°のベランダ突き出し設置から、金属ポールを利用した垂直設置に変更しました。
(1)特定周波数帯での動作不安定
変更後しばらくしてから特定の周波数帯で動作が不安点になる問題が発生しました。特にローパワーの時は良いのですが、100WかけてチューナーでSWRを一番良い状態にした時に発生します。つまりアンテナ側に最大の負荷がかかる状態だと思います。

この時、夕刻だったのですが不具合発生状態でアンテナを見上げていると、ある部分でたまに放電が発生していました。(周囲が暗いのでよくわかります)思い浮かんだのは、支柱である金属ポールと釣り竿の間の絶縁強度なのではないかという事でした。
早速、放電していたと思われる釣り竿の部分(根本の方です)にエアコン配管用の防水テープを巻いたところその不具合は解消しました。
放電が確認された部分は、金属ポールに取り付けたアンテナ基台の取り付け金具と釣り竿との間でした。
ここでの教訓は、金属支柱を使用する場合、釣り竿を取り付けるためにある程度、支柱と釣り竿が重なります。そこの部分は十分に絶縁がとれるようにしておくことです。

(2)強風時の不具合
先日、風が非常に強い1日がありました。釣り竿はよくしなるので強度的には問題ないのですが、その時にSWRは良好なもののPCの動作不安定が発生したのです。症状は、マウスをクリックしてもいないのに余計なウィンドが表示されたり、スピーカーがオフ設定になったりと結構激しい症状なのです。PCの症状から推測するとPCへの外部からの入力端子(マウスやキーボード、いずれもUSB)に電波混入しているような感じなのです。この原因はまだ解明できていませんが、市販のV形ダイポールでは発生しないので、強風でゆらゆらする釣り竿の特徴が原因なのかもしれません。

(3)HFローバンド
当初のベランダ45°突き出しの時に運用出来ていた(飛びはいまひとつでしたが)1.9と3.5なのですが、垂直設置+アルミテープ増加後 電力を掛けてゆくとどこかが短絡しているのか非常に不安定になって使えません。上記(1)のような火花放電箇所は見当たりません。釣り竿の長さの関係で高周波電圧か電流が集中する部分があるのかもしれませんがこれも解決できていません。

以上いくつかの問題点はあるものの10、14、18、21、24、28で非常によく働いてくれています。V形DPだけの時、DXCCが100前後で伸び悩んでいたのですが、10、18、24にも出れるようになり、耳もよい感じなので一気に130ほどまで増加しました。
上記課題解決をぼちぼち進めてゆこうかと思っています。何せ安くて簡単というのがいいですね。

QSLカード / eQSL,hQSL,LoTW

QSLカードに関しては、喧々諤々の議論がなされていますね。アワードハンターの方には必須アイテムだと思いますし、交信だけ楽しみたい方には無用の長物。私が最初に開局した1969年ころは、まだ誰でも必須アイテムで必ずJARL経由で交換していました。(全ての局がそうかどうかはわかりませんが) 慣習ではあるものの交換しなくてはいけないと思っていました。

さてさて、再開局した現在はどうかと言うと、99%がFT8という現状なので交信中にQSLカードのお約束をすることはありません。なので取った方法は、JARLには入会して、いただいた方には返送を必ずするという形にしました。

一応、eQSLにも登録していて、こちらはJTDXでの交信完了により自動的に発送されるようになっています。またLoTWにも週に1度ログ・ファイルをアップしていますので海外局にも対応はしています。
たまに海外局からjarl.comアドレスに電子QSLをいただく事があります。その時にはQSLカードをjpgファイルにしてemailで返送しています。

最近、友人の勧めもあってハムログに連携したhQSLを導入しました。国内局オンリーでしかも相手もhQSLユーザであるという制約はあるものの、これはこれで非常に便利です。設定や準備がやや面倒ですが使い出すととても便利。なにせ早ければ交信完了のその日にQSL交換が完了してしまいます。QSOの記憶が鮮明なうちに到着するQSLカードは何かその局長さんの日常に触れたような気がして嬉しいものですね。尚、hQSLで交換した場合、紙QSLの発行はしていません。(eQSL、LoTWにはアップされます)

現在、再開局してから1年半ほど経過しましたが、発行した紙QSLは1500枚ほどになりました。

WWRアンテナ(3)

先に書きましたように、WWRアンテナが運用に加わってから海外QSO比率が飛躍的に向上しました。
2階ベランダ45°突き出しから垂直設置に変更し、先端部分で地上高10mほどになってから更に耳が良くなったような気がしています。

既設のV形ダイポールと同じ周波数帯で比較したところ良い結果が得られています。確認の方法は、CATのアンテナ切り替えスイッチでV形とWWRを切り替えてその都度CATで最良の状態になるように調整します。それぞれのJTDXのウォーターフォール表示を比較してみました。するとWWRの時の方が信号表示が濃い(強い)のです。

そのような状態のため、V形ダイポールのカバーバンドまでWWRを使用することが多くなりました。40mのみ何故かCATでも調整できない(SWR下がらず)ので、V形ダイポールですが、その他のバンドは全てWWRで運用しています。

また当初は、160mや80mもWWRで行けそうな感じだったのですが、この2つのバンドではSWRを下げようとする(送信電力がアンテナにより多く供給される)と突然不安点(短絡するような変な動きをします)になって使えません。ここは要究明課題です。

エアコンノイズ

これは全ての場合に当てはまるかどうかわかりませんが、当局のつい先ごろの経験を書き留めておきます。

とある午後、10MHz帯にAmerican Samoaの局がFT8で出ていました。通常のFT8周波数よりやや上です。珍局なので沢山の局が呼んでパイルになっていました。JTDXでの表示はU.S.AなのですがQRZ.comで調べるとアメリカ領サモアでした。

早速当局も参戦。大変なパイルなのでなかなか取ってもらえません。そんな時、部屋が寒かったのでエアコンで暖房を始めたのです。

ところが、ふとFTDX10の画面を見ると「ん?なんだかノイズレベルが大きくなった?」と感じたのです。無線機はいじってませんので外来ノイズが増加したのだろうと考えました。

ノイズ源の特定は難しいですが、先程稼働させたエアコン(2階ベランダの室外機とアンテナは近い)ではないかと思い、エアコンをオフにするとノイズは元に戻りました。リモコンでの電源オフではなく、室外機のモーターが止まるところでノイズが消えます。さもありなん。モーターにはブラシがあるので広帯域にノイズをばらまいているように思います。

そして、もう一つ気が付いたことは、エアコンノイズがある時にはサモアの局が見えなくなることでした。いわゆるノイズに埋もれるってやつですね。サモア局は-12~ー15で安定的に入感していたのでエアコンノイズはかなりレベルが高いものと思われます。

こりゃ 冬場は寒い部屋での運用になっちゃいますね~。石油ストーブでも持ってくるしかないかなぁ。
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